今日も、春の風が吹いている――
























SAKURAドロップス〜出会い〜














「春風は、やっぱ、ええなぁ……」
なんて、思いながら、学校の綺麗な(?)桜の木下で、サボり進行中。

新学期が、始まって、別にクラスが、変ったちゅーわけでもないし……。

「こんな所で、おサボりですか?」
「な、何や?」
周りを、見回しても、誰もおらへん……。
「上です」
上を見上げる。
「アンタ、誰や?」
木から、下りる。
「知らないんですか?この学校の伝説」
「伝説ぅ?」
「そう。年に一度、桜の精霊が、出るって」
「へぇ」
「だけど、見える人は、少ないんです」
「せやかて、なんで、俺なん?」
「きっと、貴方が、春風が好きだって、思ってるから、見えたんだと思います」
「俺がなぁ…」
「はい。その心が、私と、貴方を、引き合わせたんです」
「ところで、名前、なんていうん?」
「基本的に、名前なんて、ありません。」
「……」
「あ、貴方のお名前、なんて言うんですか?」
「あ、あぁ、俺か?忍足侑士」
「侑士さん。ですね」 
「別に、呼び捨てで、えぇで」
「でも……」
「まぁ、無理せんといてええよ。
 にしても、アンタの名前が、無いとなると……」
「?」
「せや。アンタの名前は、櫻でええやろ?」
「櫻……」
「そや」

遠くの方で、チャイムが鳴った。
「やーっと、6限目の、自習終ったか。ほんなら、俺、テニス部に顔ださな、あかんからな」
「分りました」
「また来るでー」
笑顔で、手を振りながら、俺は、テニスコートの方へ行った。
にしても、本当なんやろうか。
あの伝説は。
俺は、きっと誰に言っても、信じてもらえないと思ったから、
誰にも、言わないで、おいた。
それから、毎回、お昼と、6限目に会う約束をした――。






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言い訳の小部屋
桜〜♪
『櫻』って、結構古い桜の意味だよね……?(爆(聞くな
桜〜。
どっちも、好きだなぁ〜。
SAKURAドロップス……。
知ってる人も居るかもしんないけど、ヒッキーの歌から、タイトルとりました。
だって、見つからないんだもん!『桜(櫻)の精霊』よりは、ましかと思いつつ、SAKURAドロップスにしてみました!

以上、続く
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